【秋の河口湖】もみじやイチョウの紅葉が美しいスポット9ヵ所
河口湖周辺には紅葉で良く知られた2大スポットがあります。毎年、富士河口湖紅葉まつりが開催される「もみじ回廊」、そして富士山と湖・もみじの組合せと言ったらココという名所の「もみじトンネル」です。「もみじトンネル」の写真は、駅で見かける観光ポスターからガイドブックまで、とても良く目にする紅葉の風景です。
また河口湖の北岸からは、湖を挟んで富士山を眺めることができるのでどの場所からもキレイな紅葉風景を楽しむことができます。過去にはミシュラン観光ガイドブックの表紙になったこともあります。
標高830mの高さにある河口湖は、都心よりも早めに秋の訪れを迎えます。10月末ころから木々は次第に色づき始め、紅葉の見頃は例年11月初旬から中旬ころとなります。
オススメの紅葉スポット8選
..特に富士山がキレイに入る場所です
もみじ回廊
富士河口湖紅葉まつりのメインとなる場所です。梨川に沿うもみじ回廊は、夜間は22時までライトアップをしています。
とにかく週末は混雑していて、もみじ回廊の道も大渋滞となります。なかなか落ち着いて写真を撮る状況ではありません。やはり平日の昼間が比較的空いて、可能であれば週末の訪問は避けたほうが賢明です。富士山を収める構図は、もみじ回廊から外れて少し引いた場所から撮るのが最適です。
もみじ回廊
もみじトンネル
やはり秋に河口湖を訪れたら行っておきたい場所です。観光ポスターで見かける定番の写真を撮ってみましょう。とはいえ、「もみじトンネル」の名前から想像するほどの"トンネルさ"、はあまりありません..。あくまでも富士山との構図の美しさを求めて訪れてください。
10台ほど駐車可能な専用の駐車場がありますが、ピークシーズンの週末はほとんど停められません。また道幅が狭く一部見通しも悪いので通行には注意しましょう。写真撮影の人が頻繁に道にを横切ります、車で通行する方も写真撮影の方も十分に気をつけてください。
もみじトンネル
湖舞家(こまや)前の大イチョウ
河口湖の湖畔で一番大きなイチョウかもしれません。大きすぎて普通に通り過ぎてしまいますが、離れてじっくり見るとその堂々たる姿に目を奪われます。
もみじと富士山の組み合わせは良くあるのですが、イチョウと富士山がこれだけきれいに収まる場所は少ないと思います。
湖舞家(こまや)前の大イチョウ
留守ヶ岩近く
道路にせり出した大きなもみじの木が、とてもバランス良く富士山と収まるスポットです。もみじトンネルの近くにあるのですが、写真を取る場合は実はこちらの方が美しい構図になるかもしれません。
ただし狭い道路脇からの撮影となり、天候が良い日には早い時間から人が集まりますので、なかなか最適な場所から写真を撮ることが難しくなります。また駐車は、もみじトンネル付近にある駐車場を利用するしかありません。路上駐車も多いのですが、道幅も狭くゆとりがない場所なのでとても危険です。
留守ヶ岩近く
サニーデ駐車場
長崎公園の近く、サニーデリゾートの駐車場には立派なもみじの木が数本あります。道路沿いにあるもみじの木は遮るものもなく、きれいに湖と富士山を写真収めることができます。
サニーデ駐車場
湖畔の一本もみじ
全く有名でも観光スポットでもないのですが、この湖畔に立っている大きな一本のもみじはとても存在感があります。また、富士山とうの島を一緒に写すことができる貴重なポイントです。お近くに来られた際はぜひお立ち寄りください。
湖畔の一本もみじ
河口湖円形ホール付近の湖畔
湖畔のウォーキングトレイル沿いに色づいた木々が並びますので、比較的どこからでも最適な構図を見つけやすい場所です。人の行き来は多いのですが、写真を撮るスポットも多くあります。
紅葉まつりに来られた際は、もみじ回廊だけではなくぜひ湖畔沿いの紅葉もお楽しみください。
河口湖円形ホール付近の湖畔
鹿留発電所嘯水路呑口部
水路を渡る道路には高い柵があるため、車の場合はもちろん歩いて渡る際にも気付かずに通りすぎてしまうような場所です。しかしながら地元ではこの場所に大きく立派なもみじの木があることはよく知られており、紅葉の色づきを毎年のように気にしています。
水路は国の登録有形文化財とになっており、また河口湖の治水には欠かせない設備です。1918年に通水が始まり歴史を刻んできた石積み構法による水路、ぜひ一度立ち止まってご覧になってください。
鹿留発電所嘯水路呑口部
妙法寺
もみじやイチョウなどが徐々に色づき始めた頃が一番の見頃で、晴れた日には見事な木々のコントラストを楽しむことができます。妙法寺は六角堂にも由来する場所で、境内には町指定の文化財が3つあります。
また桜もきれいに咲きほこるお寺です。八木崎公園・河口湖ミューズ館の近くにありますので、お越しの際はぜひ立ち寄ってみてください。
妙法寺