河口湖湖上祭

湖に半円を描く孔雀花火

2024年 河口湖湖上祭の日程

開催日:2024年8月5日(月)

8月5日(月)
19:45~20:40 大花火大会

当日の交通規制

8月5日(月)17時~22時は、湖畔近くの道路や駐車場で大規模な交通規制があります。

規制MAP [PDF]

上祭の始まりは大正6年(1917年)まで遡ります。当時はまだまだ観光地としての魅力に乏しかった河口湖、しかも大月や御殿場からは馬車鉄道でしか往来できない時代でした。

この時代にあった河口村の河口浅間神社の祭事で、河口湖の湖心まで船で行きお祓い紙を流し、そして帰りは提灯に火を灯して神社に戻るという「みそぎ流し(身曽岐祭)」という盛大な神事がありました。また一方で、公爵の身分を持った薩摩藩の島津家が大正2年(1913年)に河口湖で初めての別荘を建てたのですが、これが河口湖の宣伝に大きく寄与したことを理由に感謝の花火を打ち上げることとなりました。

これらの二つのイベントが相まって、観光客を誘致する河口湖の一大イベントへと発展していきました。昭和2年からは観光シーズンとなる8月5日に開催するようになり、年を追うごとに盛大となってきました。そして2016年には100回を数えるまでとなりました。

現在では8月初旬の2日間にわたり行われており、1日目は「よさこいソーラン踊り」や「前夜祭打上げ花火」があり、2日目は「湖上祭特別ライブ」を開催したのちに大花火大会が催される流れとなっています。花火の打ち上げは、河口湖の東側の湖上から行われるので、周囲の湖畔のどの場所からでも大きく迫力のある花火を見ることができるのも特徴です。

湖上から打上げられる花火

ゴミなどの問題

毎年多くの人が一夜に訪れる河口湖湖上祭ですが、どこのイベントでも問題とされているゴミの置き捨てがこの湖上祭でも見受けられます。やはり自分が楽しんだ後は、ゴミをその場に捨て去るような、誰かを悲しませるような行為は慎みましょう。毎年地元の有志により、ゴミのない河口湖を楽しんでもらうため、明け方からこのゴミを片付けています。

子どもたちと一緒にゴミ拾い

Gallery

2018湖上祭 「大石公園」から

2016湖上祭 「時悠々楽游」前から

2015湖上祭 「河口湖ホテル前から」

2014湖上祭 「河口湖ホテル前から」

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