大嵐天神社おおあらしてんじんしゃ

大嵐天神社

富士河口湖町指定 重要文化財

嵐の村人が807年に大己貴命(オオナムチノミコト)と少彦名命(スクナヒコナノミコト)を勧請して、大嵐天神宮を建立しました。その後、平安時代の天暦の頃(950年)に菅原道真公を合祀しました。

1841年には大嵐村全体に渡る大火事があり、その影響で神社本殿も焼失してしまいましたが、1845年には再建しました。1908年(明治41年)には拝殿を建造し、1997年(平成9年)には拝殿も含めた設備を大改修して現在に至ります。

天神峠にある村境を守る天神を祀る神社。この天神社本殿は、富士河口湖町の重要文化財に指定されています。

御由緒

当社は大同二年(807)に創立され、大己貴命・少彦名命を祀り天暦の頃(950)菅原道真公を合祀して天満宮と称し(明治五年法令により天神社と改称)広徳五年頃(1088)甲斐守となった新羅三郎義光の手厚い保護を受けた。永享十二年(1440)甲斐の守護職武田形部少輔重信公の社殿造営、明治四十一年(1908)拝殿と雨屋が完成され壮麗なるすばらしい神社であったが最近老朽化も甚だしく氏子の総意により浄財の寄附・労力奉仕等積極的に取組み平成九年五月三十一日竣工した。(敷地造成、本殿の補修、社殿・山神社・手水舎の改築、鳥居の建立)

新年祭:4月25日、例祭:7月25日、新嘗祭:11月25日

御神徳:学業

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富士河口湖町大嵐71