天上山公園・ナカバ平展望広場
河口湖の東岸、船津浜が入り口となっています。天上山(てんじょうやま)公園は、高低差220mを3分で結ぶロープウェイを利用すれば手軽に訪れることができます。このロープウェイは、昭和34年(1959年)に富士急行の前身である「富士山麓電気鉄道」により開業しました。天上山へはハイキングコースも整備されており、夏にはあじさいの群生を、秋は紅葉を楽しみながら40~50分程度のウォーキングで天井山公園まで登ることもできます。
ハイキングコースは「あじさいハイキングコース」と呼ばれ、7月中旬から8月いっぱいあじさいを楽しむことができます。ハイキングコースはもちろん天上山公園から下ることもでき、行きの片道をロープウェイで上り、帰りは山道を下りて行くことも可能です。あじさいの群生の途中にある「ナカバ平展望広場」は富士山の眺望ポイントとなっており、東屋やベンチが設けられ、太宰治の碑も設置されています。
富士山パノラマロープウェイ~天井山公園紹介動画
ナカバ平展望広場 360°ビュー
ナカバ平展望広場を過ぎると、10分ほどで天上山護国神社に着きます。トイレやベンチ、展望台も併設されていますのでこちらで一時の休憩をとることができます。
天上山公園の展望台からは、裾野まで広がる富士山、樹海、富士急ハイランドあたりの街なみを一望することができます。また、河口湖を横断して眺めることができ、天気の良い日は遠く南アルプスまで見渡せます。
天上山は、昔話「カチカチ山」の舞台であったということで、別名カチカチ山とも呼ばれています。太宰治の名作「お伽草紙」の中にも独自解釈のカチカチ山が収められており『富士五湖の一つの河口湖畔、いまの船津の裏山あたりで行はれた事件であるといふ』という一節があります。
武田信玄の戦国広場 絶景やぐら
2019年11月に新設された展望台です。ロープウェイの発着所からさらに5分ほど上がった場所にあります。富士山を遮るもののない、広大な景色を楽しむことができます。
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最寄りのバス停
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