浜岡阿弥陀堂 – 親鸞聖人像
浄土真宗の宗祖である親鸞上人(1173年~1262年)は、関東から京都に向かう途中で河口湖の浅川に入りました。その道中で日が暮れて難儀をしている時に、浅川に住む外川弥兵衛の家に泊めてもらったと伝わっています。
その時に往生浄土の教えを説き、弥兵衛に法名浄心を与えたといわれています。その後、浅川の人たちは親鸞を敬って阿弥陀堂を建てました。そのお堂の横には2本の大きな銀杏があるのですが、それは親鸞が使った箸(または杖と云われています)を挿したものと言い伝えられ「親鸞大銀杏」と呼ばれています。
浜岡阿弥陀堂由来
関東を教化せられた親鸞聖人は六十有余歳のとき上洛の途につかれた。東海道国府津に滞在され、その時甲斐国に足を運ばれた。
旧鎌倉街道を、山中-内野-明見-新倉-浅川-御坂峠を越えられた。その折浅川浜岡の外川弥兵衛の家に御止宿なされ往生浄土の教えを説かれ、法名浄心と与えられた。浄心随喜し堂宇を建立し浄土真宗の宗風を構成に宣揚せられた。
合掌
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