西湖いやしの里根場（さいこいやしのさとねんば）

いやしの里根場は、西湖の西北に位置する茅葺きの古民家を復元した観光集落です。古民家は全部で20棟あり、工芸品の手作り体験や物産品の販売、お食事処として利用されています。

もともとこの地区は、蚕（かいこ）のマユから生糸を作る養蚕業（ようさんぎょう）が盛んで、そのため2階にも窓を設けた「かぶと造り」の茅葺民家が多くありました。しかし、1966年の台風被害によりこの集落は土石流に襲われ、壊滅状態となってしまいました。

そして40年後、2006年に新たに11棟の古民家が再築され「いやしの里根場」としてオープンしました。その翌年、2007年には4棟増えて15棟に、2008年には3棟増えて18棟に、そして2009年には2棟増えて現在の20棟となりました。

集落を歩いているだけでなんだか懐かしい気分にひたれ、本当に癒やされる気持ちになります。当時の生活風景も垣間見れ、また富士山を望む穏やかな景観をお楽しみください。

見晴らし屋の作品展

「まんが日本昔ばなし」の作者である前田こうせいさんの原画展が、2019年3月末まで開催されています。しかも！前田先生本人がこの茅葺き古民家で作品作りをしており、実際の作業風景も目にすることができます。展示中の作品は購入することもでき、先生がいらっしゃる時は一緒にサインもいただけます。

ライブカメラが設置されていますので、お天気などの確認ができます。
いやしの里根場ライブカメラ

..徒歩約1分

富士河口湖町西湖根場2710