富士ビューホテル

1936年に創設された80年以上の歴史を持つホテルです。河口湖の湖畔に富士山を臨む、絶好のロケーションに位置しています。春にはホテル内の庭園にある約300本の桜が咲きほこり、富士山と桜をカメラに収めようと遠方からも多くの観光客が訪れます。

日帰りの温泉プランやレストランのご利用も可能なので、お時間がある方はのんびり立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ホテルの歴史

1936年（昭和11年）に竣工され、開催権を返上しましたが1940年（昭和15年）に予定されていた東京オリンピックを意識して建てられた山梨県で最初の洋風ホテルです。当時のホテルの屋根の上には2つの展望塔が設けられていましたが、新築された現在の外観にも2つの展望塔は継承されています。

第二次世界大戦中の1944年（昭和19年）夏には、東京への米軍による大空襲のためドイツ大使館の一行が一部の通信班を残して富士ビューホテルに疎開してきました。

そして戦後の1945年（昭和20年）から1958年（昭和33年）にかけてホテルは一般営業を停止し、主に米軍やその家族のレスト・ホテルとして利用されました。

1978年（昭和53年）にはジョン・レノンの一家が富士ビューホテルに来館したことでも知られています。現在もロビーにはジョン・レノンのサインが飾られています。

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